痩せないのはなぜ?理由が分からない人は体重計に乗ろう
永福町駅、西永福駅から徒歩数分の位置にあるパーソナルトレーニング専門ジム、大和パーソナルジムを運営しております代表の大和と申します。
7月中旬となり、そろそろ夏本番を迎えようとしている今日この頃ですが、今年の夏をダイエットの目標にして来た人達は、無事痩せる事が出来ましたでしょうか。
もしも、痩せる事が出来なかったとしたら、その原因を見つけない限り、この先もダイエットの成功はありません。
「筋トレもしているし、食事も気を付けているのに、なぜ痩せないの?」
と痩せない理由が分からない人に向けて、ダイエットの本質を突いた改善方法と考え方について説明していきますので、今日からのダイエットに活かしていただければ幸いです。
動画でも詳しく解説しておりますので、記事と合わせてご覧下さい。
目次
1.痩せるとは
2.痩せない人の典型的な思考パターン
3.体重計に毎日乗ろう
4.終わりに
1.痩せるとは
摂取カロリーよりも消費カロリーが上回った状態の事を、ネガティブエネルギーバランスと言います。
ネガティブエネルギーバランスは、体内のエネルギーが不足した状態であり、この時に予備のエネルギーとして蓄えられていた体脂肪が消費される事で痩せるのです。
逆に、消費カロリーを摂取カロリーが上回った状態を、ポジティブエネルギーバランスと言い、この状態では来たるエネルギー不足に備えて余剰のエネルギーが体脂肪として蓄えられます。
脂肪分解の詳しいメカニズムの説明は今回は割愛します。
2.痩せない人の典型的な思考パターン
「筋トレも週2回行っている、食事も脂質を制限している、食物繊維も頑張って摂っている、それなのになぜか痩せない…」
この様に思考してしまっている人が非常に多く感じます。
上記でも説明した通り、痩せない理由は誰でも分かるくらい単純明快です。
要するにポジティブエネルギーバランスになっているから痩せないのです。
それ以上の理由はないので、そこで悩み続けるのは意味がありません。
本当に思考すべきは「なぜポジティブエネルギーバランスになってしまっているのか?」という部分です。
是非、「消費カロリー<摂取カロリー」の状態(ポジティブエネルギーバランス)になっている原因を見つけていく努力をしましょう。
ダイエットの手助けとなる食事記録
この原因を見つける手助けとなるのが、日々の食事の記録や体組成の数値ですので、それらの記録を今まで行っていなかった場合は、今日から実施しましょう。
仮に、1ヶ月ダイエットしても痩せなかったという結果が出てしまっても、日々の食事の記録がされていると、後でその記録を見返す事で「こういう食事をしていたから痩せなかったんだな」という原因がわかります。
食事記録のやり方
①食べた物を全て写真で記録する(食事の嵩のイメージを頭に入れる為)
②食べた時間もメモする(痩せなかった時に朝食や夕食が遅くないかの確認をする為)
これをダイエット中は毎日行う。
3.毎日体重計に乗ろう
痩せない理由が分からない人は、今日から毎日、出来れば夕食前に体重計に乗りましょう。
体重計に乗る事で、ダイエットをわかりやすく進めていく事が出来ます。
ここで最も重要なのが可能な範囲で「夕食前」に体重計に乗るという事です。
夕食が最も体脂肪の増減に影響してしまう事は、皆さん周知の事実ですが、その夕食を食べる前に現在の自分の状態を知る事が出来たなら、夕食の量や食後のデザートなどを食べるか否かの調整をする事が可能となります。
「前日の夕食前の体重と比べると、今日の方が2kg多いな。なら夕食は昨日よりも少なめにしておこう!」といった具合です。
夕食も食べて、寝て起きて、朝に体重を測ったとしても、それは後の祭りです。
女性が毎日体重計に乗る上での注意点
女性は生理周期の影響で体重は大きく変動する(多い人で±2kg程)事を、前もって理解しておきましょう。
従って、理想はダイエット開始前から自分が約1ヶ月の生理周期の中で、体重がどれくらい増減するかをチェックしておくと良いです。
ダイエットを行っていない状況でも、仮に生理前は体重が+2kg増えるという事を把握しておけば、ダイエット中に一度落ちた体重が再び2kg増加してしまっても、「生理周期の影響だから太った訳ではないな!」と安心する事が出来、挫折する事もなくなります。
女性が体重を比較する場合は、1ヶ月前の同じ生理周期のタイミングと比較して下さい。
例えば、今が月経期なのであれば、前回の月経期の体重と比較するという事です。
4.終わりに
理論上は痩せるはずの摂取カロリーに抑える事が出来ていたとしても、痩せない事も十分あり得るのが私達の身体です。
人それぞれ、同じ1kcalでも体内での利用効率が異なるという事です。
私とあなたでは、同じ1kcalでも活動出来る時間も出せるパワーも異なるという事です。
なので、カロリーをあまりあてにするのではなく、食事の嵩を把握する様にしていきましょう。
食事の嵩というのは「どれくらい食べたかという見た目の量の事」です。
この食事の嵩を把握する為の手段が、写真で食事の記録を行うという事であり、これと並行して毎日の体重計測を行う事で、「これくらいなら体重を維持出来るな」「これくらいなら体重は減っていくな」という実践的な感覚を養う事が出来ていきます。
よくよく考えてみて下さい。
永い人生。ダイエットが終わった後も、わざわざカロリーや脂質、糖質の量をアプリで調べてから食べるなんて七面倒臭い事をしたいでしょうか。
それよりも、見た感じで判断出来た方が当然楽ですよね。
是非、騙されたと思って、毎日出来れば夕食前に体重計に乗る事と、毎日の食事記録(食事を写真で撮影する事)をダイエット中は行ってみて下さい。
否応なしに痩せます。
当ジムが目指すのは、ただ痩せるのではなく、美容・体力向上・機能改善といった健康増進が達成された状態へお客様を導くことです。
「いつまでも自分の足で歩きたい」「病院通いではなく楽しいことにお金を掛けたい」「いつまでも美しくありたい」「家族の健康を守りたい」と言うような、”健康増進”を強く望む方にとって、当ジムは最強のサポーターとなることをお約束します。
どうぞお気軽に無料カウンセリング・体験トレーニングへお越しください。
大和 弘明(職業:パーソナルトレーナー)
ガリガリから細マッチョとなり24/7ワークアウトへ入社し1年で独立。
カラダに対する自身の辛い経験をバネに、豊富な知識と競技者ならではの実践的な指導で
特にダイエットしたい女性や筋肉を付けたい男性を指導している。
賞歴:2016年第68回東京都パワーリフティング〔ノーギア〕選手権大会66kg級 優勝
資格:日本タイ古式マッサージ協会プロフェッショナルセラピスト
活動エリア:杉並区(西永福、浜田山、久我山)、新宿、恵比寿
【大和パーソナルジム拠点】
東京都杉並区大宮2-7-4
京王井の頭線 西永福駅から徒歩5分