姿勢を良くすると痛みが無くなる

西永福駅、永福町駅から徒歩数分の位置にあるパーソナルトレーニング専門ジム、大和パーソナルジムを運営しております代表の大和と申します。

交通事故にあったり、転んだり、何かに当たったりした訳でもないのに、日常動作を行っていると首・肩・背中・腰・膝などが痛むという人は多くいらっしゃいます。

明らかにカラダを痛めたタイミングが思い浮かばないのに、慢性的な痛みや硬さ、違和感がカラダのどこかで生じている場合、その原因として最も考えられるのは、骨格と骨格の位置関係の破綻=姿勢不良です。

本記事では、姿勢不良と痛みの関係性について、専門用語を極力使わずに簡潔に説明します。

整体やマッサージ店などで施術を受けてもカラダの慢性的な不調が改善せず悩んでいるという人は、改善へ向けた進め方の見直しのきっかけとしていただければ幸いです。

目次

1.現場で良く見る姿勢不良と不調の関係性
2.数ミリ姿勢を治しただけで痛みが消失
3.無理やり動かすから痛い
4.無理やり動かさずに済むカラダづくりを目指す
5.終わりに

1.現場で良く見る姿勢不良と不調の関係性

当ジムには、ダイエット、慢性腰痛改善、体力や競技力向上などの目的の人がいらっしゃいます。

下腹が出ている人、慢性腰痛の人、パフォーマンスを出し切れない人、それぞれ目的は異なりますが、これら全ての人は姿勢不良であるという共通点が存在します。

逆に言いますと、姿勢が良い人は、体脂肪が多少多くても太って見えなかったり、腰痛がなかったり、ゴルフやマラソンなどの趣味で最大限のパフォーマンスを発揮出来ています。

2.数ミリ姿勢を治しただけで痛みが消失

当ジムでは、セッションの最初には毎回カラダの状態チェックを行い、”その時の”お客様のカラダの状態に合ったストレッチやトレーニングをご提供しています。

なぜ毎回チェックを行っているかと言いますと、同じ人であっても、平日の夜、週末の昼間、祝日の朝、飲み会の翌日など、日によってカラダの状態が全く異なるからです。

これはつい最近、セッション中にあった出来事です。

50代男性のお客様がセッション開始時のカラダの状態チェックで、カラダを捻じる動作を行った際に肩甲骨の際あたりと腰に痛みを訴えられました。

お客様としましては、痛めたきっかけは全く思い浮かばないとのことでした。

そこで、ほんの数ミリだけですが、背骨を後方に反らせていただき、その上で再度カラダを捻じる動作を行っていただきました。

結果的に、最初に訴えられていた痛みが完全に消失しました。

その後、無意識な状態でも、正しい背骨の位置を維持出来る様なカラダの状態にすべく、ストレッチやトレーニングを行い、その日のセッションは終了しました。

こういったケースは、現場ではよく起こります。

3.無理やり動かすから痛い

痛めたきっかけが思い浮かばないのに、カラダを動かした時に痛みが起こる殆どの原因は、骨と骨の位置関係が構造的に動きにくい状態なのにも関わらず、無理やりに動かしているという事が考えられます。

当然ながら、知らぬ間に骨棘という骨の突起が出来てしまっていたりして、それによって痛みが起こっている場合なども実際にありますが、この様な例はどちらかと言えば少数です。

殆どの人が、姿勢不良であるという認識を持つ事が、痛みの根本解決のきっかけとなります。

例えば歩行という日常動作でも、気付かぬ間に「無理やり動かす」という事をしてしまっている可能性があります。

歩行中、左右の股関節ではそれぞれ内捻り⇒外捻り⇒内捻り⇒外捻り・・・という動きが起こるのが自然です(内旋外旋ともに6~7°)が、姿勢不良のまま歩行すると股関節の正しい内捻りと外捻りの動きが起こらなくなります。

仮に、股関節の内捻りと外捻りの動きの可動域が小さくなってしまった場合は、他の部位が代償してその動きを担う事になります。

股関節周辺で起こる不調の代償は、大抵は腰が担う事になります。

腰は骨格構造的に両方向へそれぞれ5~7°と僅かにしか捻じる事が出来ませんが、姿勢不良によって股関節が正常に動かない分を、腰が必要以上に動く事で身代わりになっていたりするのです。

※参考文献:筋骨格系のキネシオロジー原著第3版

4.無理やり動かさずに済むカラダづくりを目指す

硬くなったり短くなった筋肉を解す事も、痛みが起こらないカラダを作って行く為には必要ですが、それだけでは不十分過ぎます。

その理由は、筋肉を解す事によって得られるのは、基本的には”静止している状態での”カラダの姿勢変化だからです。

私達は動物ですから、動きの中でも骨格が動きやすい様に動かなければなりません。

つまり、動き方の修正(動き方の再学習)も行わなければ、痛みが起こらないカラダにはなっていかないという事です。

私達が高めていかなければならないカラダの機能の中には、柔軟性や筋力だけでなく「カラダを制御する能力」という要素もあるという事を忘れない様にしなければなりません。

5.終わりに

姿勢不良は痛みの発生だけでなく、見た目の印象にも大きく影響を及ぼします。

例えば姿勢不良を修正した途端にウエストサイズが1cm以上も小さくなる事はザラにあります。

これまで、闇雲にカラダを鍛えたり、解したりしていた人は、ご自身の姿勢にも着目して、姿勢を崩す様な鍛え方や解し方をしていないか確認していく様にしましょう。

 

当ジムが目指すのは、ただ痩せるのではなく、美容・体力向上・機能改善といった健康増進が達成された状態へお客様を導くことです。

「いつまでも自分の足で歩きたい」「病院通いではなく楽しいことにお金を掛けたい」「いつまでも美しくありたい」「家族の健康を守りたい」と言うような、”健康増進”を強く望む方にとって、当ジムは最強のサポーターとなることをお約束します。

どうぞお気軽に無料カウンセリング・体験トレーニングへお越しください。

 

大和 弘明(職業:パーソナルトレーナー)

ガリガリから細マッチョとなり24/7ワークアウトへ入社し1年で独立。
カラダに対する自身の辛い経験をバネに、豊富な知識と競技者ならではの実践的な指導で
特にダイエットしたい女性や筋肉を付けたい男性を指導している。

賞歴:2016年第68回東京都パワーリフティング〔ノーギア〕選手権大会66kg級 優勝

資格:日本タイ古式マッサージ協会プロフェッショナルセラピスト

活動エリア:杉並区(西永福、浜田山、久我山)、新宿、恵比寿

【大和パーソナルジム拠点】
東京都杉並区大宮2-7-4
京王井の頭線 西永福駅から徒歩5分