パーソナルトレーナーが考える健康維持とリスクマネジメント
西永福駅、永福町駅から徒歩数分の位置にあるパーソナルトレーニング専門ジム、大和パーソナルジムを運営しております代表の大和と申します。
さて今回は、人の健康増進を行う仕事をしている開業8年の現役パーソナルトレーナーの立場から「保険」の必要性と考え方についてお伝え出来ればと思います。
いつもの記事とは少しテイストが異なりますが、重要な事だと思われますし、新年度が始まって新社会人となり、自分で自分の健康や人生に責任を持たなければならなくなったという人も多い事でしょうから、ひとつ参考にしていただけたら幸いです。
あくまで私個人の考え方ですので、これが正しいとか、他が間違っているといった事はありませんので、その点は予めご理解下さい。
目次
1.良い出来事ばかりの人生とは限らない
2.健康に気を遣っていても病気になる事がある
3.保険に入っていたからやりたい治療が出来た
4.私が考える保険の立ち位置
5.保険は保険の専門家へ相談するべき
1.良い出来事ばかりの人生とは限らない
パーソナルトレーナーという仕事は、ひとりひとりのお客様と永いお付き合いになる事が多い仕事です。
お陰様でパーソナルトレーニングジムを開業して8年が経ちますが、お客様の中にはかれこれ5年以上のお付き合いになる方も何名かいらっしゃいます。
5年というのは決して短い期間ではなく、その間で様々な人生の出来事が起こります。
お子様のご出産、家の新築、事業規模を急激拡大などなど。
こういった前向きで良い出来事ばかり起これば良いのですが、そうもいかず、悪い出来事も起こってしまうのが人生というものです。
特に「病気になってしまう」という出来事は、人生においては最も悪い出来事のひとつかと思われます。
2.健康に気を遣っていても病気になる事がある
つい最近ですが、永くジムに通われていたお客様が、病気の治療の為にしばらくパーソナルトレーニングを休まれた事がありました。
こちらのお客様は、食事にも気を遣いつつ定期的にパーソナルトレーニングを行っていたのにも関わらず、病気になってしまったのでした。
治療は成功し、現在では再び元気にパーソナルトレーニングに通って下さっています。
どれだけ健康に気を遣っていたとしても、先程のお客様の様に、病気になってしまう可能性はゼロではないという事を忘れない様にしなければなりません。
病気だけでなく、思い掛けない怪我をしてしまう事もあります。
その上でどの様に備えるかを考える必要があると思われます。
今現在、カラダがどこも痛くも悪くもない人は、その良い状態が悪くなる事はなかなか想像出来ないでしょう。
しかしながら、起こる事は起こるのが人生です。
私は、かなり早くに母と従妹を病気で亡くしています。
母も従妹も病気になる前は本当に元気ハツラツでしたが、その元気な状態から病気になっていく過程を目の当たりにした時に、病気の恐ろしさと、健康な人生の尊さを感じさせられました。
3.保険に入っていたからやりたい治療が出来た
先程の病気の治療を行ったお客様ですが、パーソナルトレーニングに復帰された時にこんな事をおっしゃっておられました。
「保険に入っていたお陰で、やりたい治療が出来て良かった。回復も早い治療方法だった。もし別の治療方法だったら、回復までもっと時間が掛かってしまっただろう。」
保険が下りたという体験談を保険会社のHPで見たり、保険の営業の方から説明で聞いたりしてもなかなかリアリティがありません。
ですが、今回の出来事で私は、保険に対してリアリティを感じた次第です。
4.私が考える保険の立ち位置
私はお金は幸せな事に使いたいと考えています。
私は保険に入っていますが、あれもこれもは入っていません。
どちらかというと少なめかと思われます。
私にとっては「”万全を期した”上での”必要最低限”の備えが保険」だからです。
ここで言っている万全を期すとは、生活習慣病にならない様に食事に気を遣ったり、運動を行うといった事です。
加入する保険商品の数や保険料を増やせば、趣味など”今の幸せ”に使えるお金は減ります。
私は「病気にならない様に行動する事」も、ある意味、保険であると考えています。
つまり、「保険を掛ける≠保険に入る」であり、「保険を掛ける=病気にならない様に行動+”補う分”での保険に入る」という事です。
保険を使わないで済む事(発病しない事など)が幸せな訳ですから、幸せの方向に進む様な行動をとりつつ、万が一の備えとして保険会社の商品で補うとバランスが良いのではないでしょうか。
保険が使われる状況というのは、状況的には不幸な事が起きた時ですから、保険が使われる状況にはならない様に努力するべきです。
例)
病気になって当然の行動を続ける⇒ やがて病気になる=幸せではない
沢山の保険商品に加入する⇒ 趣味など今使えるお金が減る=幸せではない
自分の行動の仕方によってはお金だけでなく、幸せの時間をも無駄にし兼ねませんので、ただ保険に加入しただけで安心せず、保険が使われずに済む方向へ進める様に努力する事も考えていく必要があるのではないでしょうか。
5.保険は保険の専門家へ相談するべき
今やネットやSNSで調べれば簡単に、情報を得る事が可能となりましたが、その得た情報の信憑性や自分に合っているのかといった事までは選別出来ていない人が殆どではないでしょうか。
フィットネス業界においても、InstagramやYouTubeでトレーニングのやり方を真似して実施しても、全くカラダが変化せず効果が出ないという事は良く起こります。
一方で、パーソナルトレーナーにチェックしてもらい、直接指導してもらうと劇的にカラダは変化していきます。
保険に関しても、その道の専門家に任せる事が、合理的かと思われます。
私は、個人的な保険も仕事に関係する保険もまとめて、ファイナンシャルトレーナーの森逸行(もりとしゆき)さんに一任しております。
どんな保険の事(法人向け・個人向け)でも相談に乗っていただけますので、保険の事でお困りの方は確認してみて下さい。
森さんは保険屋さんぽくない保険屋さんです。
保険屋さんのガツガツした感じが苦手だという方にとっては、保険屋さんのイメージを変える事になるかもしれません。